飴細工で作品を作る時に、
デザインは頭を抱える問題の一つです。
そんなデザインの中に「文字・柄を入れたい」
そんなことを、思うことは度々です。
そんな「食用色素」で文字や絵柄を飴細工に入れる方法
を今回は紹介します。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/05/sucre-skill.jpeg)
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Tシャツ君
【Tシャツ君Jr】ご存知ですか?
もとは、Tシャツに絵柄を入れるための
ものですが、【シルクスクリーン】
という、画法を用いたものです。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/11/S__58392612-1024x608.jpg)
ネットで簡単に購入できます。
こんな正規キットもあるので
↓夜に作業をされる方はあると便利です。
私は几帳面ですが、こういうところは
倹約家なので、日光の力を借りるとして
上のスクリーンだけを使って作ります。
使い方は簡単です。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/11/S__58392614-1024x630.jpg)
まずは絵柄を用意します。
(絵柄は真っ黒で印刷することが必須です)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/11/S__58392615-1024x634.jpg)
黒い板の上に「Tシャツくん」を置き
その上に絵柄を下面にして紙を重ねます。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/11/S__58392616-1024x588.jpg)
さらにガラスなど透明なもので
【黒板・Tシャツくん・絵柄・ガラス】
の間に隙間がないようにセットし
太陽光に当てて、3~4分待ちます。
その後、流水で洗い流すと
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/11/S__58392617-1024x927.jpg)
このように絵柄部分だけ抜け落ちます。
Tシャツくんは
メッシュに紫外線で硬化する乳液が
塗ってあります。光が当たったところが
固まって、それ以外は「水」で
流し取ることができるのです。
そんな風に
刷り込み型ができるので
そこに粘度のある、色粉を
刷り込んだり、吹き付けたりします。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2022/01/098ccbbd8ea0367e477c0e8361e3b039.jpg)
黒の色液にコンスターチを加え、炊いて
ペースト状にしたものを刷り込みました。
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マスキング
他には、マスキングシートを使うものです。
まずは、絵柄を用意します。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851343-1024x1024.jpg)
こんな風にシール状になっているので
飴の表面に張り付けます。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851342-1024x1024.jpg)
その上に移したい【絵柄】を固定してカッターナイフで
綺麗に切っていきます。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851341-1024x1024.jpg)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851340-1024x1024.jpg)
切れたら絵柄だけを剥ぎ取って、ラメを吹き付ける。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851339-1024x1024.jpg)
ラメの吹き付けの際、アルコールを
使うので、飴を少し温めておきます。
(揮発による温度変化でひび割れるのを防止)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851338-1024x1024.jpg)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851337-1024x1024.jpg)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851336-1024x1024.jpg)
裏返します。(裏面に絵柄のほうが綺麗に映えます)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851335-1.jpg)
カッターで飴に傷をつけすぎないように注意です。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2021/12/S__58851333-1024x1024.jpg)
実際に僕が一番よく使うのはこれです。
いささかの手間はかかりますが
正確に綺麗に【絵柄】を描けます。
まとめ
いささかの手間はかかりますが
どちらの方法も、便利でちょっとした
飴細工のアクセントに、あると重宝します。
少し、文字を書き込みたい・・・
音楽の譜面を映したい・・・
シルエットで人の姿を・・・
いろんなシーンで。いろんなデザインで。
「知ってればできる」典型です。
是非、記憶に留めておいてください。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/05/fe7fb211fa503a251ef25c3323a9b4bf.jpeg)
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