【飴細工】竹の作り方。リアルな竹を作ります!

テクニック

竹を作ったのは、もう随分と前のことですが

質問をもらったので、作り方を解説します。

まずは、動画で見てみてください。

タップして動画を見る。

準備するのも

1ラップの芯

2ベーキングシート

3今回は塩ビのパイプ

3は、筒状のものであれば、なんでも大丈夫。

ラップの芯を切って使ってもOKです。

配合・色素

・パラチニット  150

・グラニュー糖  150

・水        80

・転化糖     少量

転化糖を入れるのは「飴を柔らかくする」ため

酒石酸・ケレモルでもいいですが

お菓子屋さんならあるだろう「トレモリン」

これで、大丈夫です。

《動画ではかなり柔らかい飴になりました》

・使った色粉は

色・チョコレート色 を入れた 内側の色

黄色・青・チョコレート色 の 外側 「緑色」

今回はわかりやすく濃いめの色にしましたが

実際の竹は、緑がもっと鮮やかなものも

古くなって緑とは、言えそうにない色もあります。

作る被写体をよく観察して、色を用意しよう。

黄色↓

青「深い青」↓

チョコレート色

ダブルのリボンの要領で

それぞれに、リボンを用意します。

まずは、黄色から。

黄色の方が、多めにしています。

↑実際の竹が内側の方が分厚いからです。

緑の方が随分薄く感じるので、

もっと少量でやっても、いいのかもしれません。

ただ、やり辛くはなります。

2枚重なったら、ラップの芯に巻き付けます。

紙を巻いているのは、取れなくなるのを防ぐため。

とは言っても、それでも随分とくっ付いてきます。

紙の巻目に沿って、回して、少し引っ張ったら

また、回して。引っ張って 勢いよく回して・・・

を、繰り返していきます。

この時、通常のリボンであれば

引っ張ると、幅が徐々に狭くなります。

しかし、芯に巻いているので幅が狭くなれません。

なのでリボンらしい「ストライプの線」が

残らなくなっていくのが、やっていると分かります。

その線の残らない縦の線が、なんとも

「竹のような表情」になってくれます。

ある程度、伸びたら芯を抜いて

両脇をパイプで固定して。筒状が崩れないよう

さらに伸ばします。

触り過ぎで、筒状の丸が歪にならないように

注意が必要です。

風を当てて、しっかり冷ました後

カットします。斜めに切った先端部と

節になる部分をまっすぐに切っておきます。

鍋底を使ってカット面を整えます。

この時の、鍋は熱過ぎないこと。

ちょっとしたコツです。

鍋底で少し温めた後、ランプで根気よく

外側に反らしてから、節の接着をすると

竹の節らしいいい表情が出ます。

水で!? 仕上げます

硬く絞ったダスターで断面を拭き均します。

今回は、干して「乾きかけ」のダスターを使って。

濡れ過ぎているのは、よくないです。

力一杯絞ったものでも、大丈夫ですが

水分(湿気具合)は少ない方がいいです。

ここで、水分を使うので、今回の「竹」の配合

これを、パラチニットのみでするのは

お勧めできません。

再結晶で白濁することが、あるからです。

ピンっと、ダスターを張ってするのがいいです。

ダスターの水分で断面以外が汚れないように

工夫をして、余分なところははさみでカットして

スパッとした「断面」ができるとカッコいい

竹の完成です。

まとめ

作る上で重要なのは、竹の太さ。

この太さは、使う芯の太さでも随分と変わります。

麺棒でもいいでしょう。丸い棒状のものならOK。

手頃なものを探して使いましょう。

ただ、【両脇を止めて引っ張るもの】

これは、麺棒のように「詰まったもの」では

不都合です。

今回の【飴のパイプ状の構造】

中の空気が密閉されると気圧の差で

萎みます。 両脇の固定具は【パイプ状】など

内部との通気があるものが、好ましいです。

やってみたら、案外簡単にできます。

あとはデザイン次第!いい作品に

なりますように。

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