【飴細工】良い色粉⁉悪い色粉⁉ 着色料を選ぼう。

知識

色粉は飴細工には、欠かせません。

色彩は、作品のイメージ・出来栄えに直結します。

どのような「色粉」を使うのがいいのでしょう?

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これは選ばないで!

一口に「色粉」
といっても様々なものがありますよね。

よくスーパーなどで見かけるのが、これですね。

これは、お勧めできません。

安価で入手しやすく、手ごろでいいのですが

飴細工だけに限らず、マジパンも含め全般にお勧めはできません。

なぜかというと・・・これですね。

裏表示にはっきりと記載されていますが

色粉は15%しか入っていません。

どーりで色が着かんわけだ

後は「デキストリン」 炭水化物に

属すると考えてもわざわざ、砂糖以外の物を

理由なく加える必要もありません。

ってか、色粉100%でいいですよね?

なのでこの類のものは避けておきましょう。

後は、高温まで炊くので、天然着色料より

合成着色料を選ぶことをお勧めします。

「高上馬」の粉末合成着色料

高上馬HPより。タップしてHPへ。

これを好んで使っています。

100%色粉なので、色も着きやすいですね。

チョコレート色や黒色など混合色も使いますが

基本は下表の「原色」で色を着ける。作る。

高上馬HPより。タップしてHPへ。

発色のいいピンク色や紫色も付けれるので

色の幅は無限ですね。

飴細工もマジパン細工も

「色が着きにくい・・・」

という、声は多く聞きます。

良い色粉を選んで良い作品制作したいですね。

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ネットで手軽の購入できるもの

リス印の色粉です。

普通の赤です。

普通の黄色です

普通の青

↓白(二酸化チタン)引き飴には使用不*1

↓赤と書いていますが「ピンク」です。(紫系)

↓普通の青(深い青)

↓青と書いてますが「緑」です。

↓チョコレート色

粉末色素の裏表示には

このような表示があり

100%色粉ではないのですが

塩化ナトリウムは発色をよくするためのもので

デキストリンと違い

かさましで入っているのではないそうです。

購入時の注意としては

ネットに売っている色粉は、例えば

「青と書いてあるのに緑だった」

というように、表記とイメージが

違うものもありようなので、注意が必要です。

*1 白の色粉を引き飴に使う方が時々います。不透明の白を入れると艶が出なくなります。

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色んな種類の色粉

海外ブランドのものなどでよく見かけますが

・ストロベリーレッド

・フランボアレッド   

など、いろいろな【名前の色粉】があります。

ですが、 どんな名前の色粉 であっても

全て原色からなる混合色です。

原色を組み合わせれば作れるものです。

とはいえ

他にも使える市販の色粉は沢山あります。

「黒」「チョコレート色」「藤色」など

自分じゃとても作れない、そんな色粉もたくさんあります。

黒はメーカーによって違いがあったり。(高上馬の黒は高品質です!)

チョコレート色はコンテストでアントルメを飴で作る時便利だったり。

色んな色粉を使いこなして

いい作品作りをしていきたいものです。

まとめ

色粉は、あまり深く知られることなく使われてい

る。時々そんなふうに思います。

合成着色料は、上の表のように「原末色素」

として原色が決まってあります。

混合色の中でも作り難いものもあります。

ですが、普通に色をつくる。

緑だったり、紫だったり

赤でもいつも同じではつまらない

オレンジ色だってその色味でイメージは変わる。

なら

自分でその時々に応じて、イメージする色を

作るのがいいのではないでしょうか?

私は、そんなふうに思うので

原色を用意していつも自分の思う好きな色で作品作りをするのです。

それが私の飴細工の色彩の考え方です。

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