飴細工に湿度は大敵です!

知識

飴細工するのには、どうしても【除湿機】が必須です。

これは、私の使っている【除湿機】です。

まず、私の作業部屋はいつも40%前後の

湿度を保っています。年中です。

こんな湿度計です。


常に【除湿機】が1台付いたままで

そこからの、排水はホースで外へ。

年中その状態。

冬季以外は、飴の作業をするときは

さらにもう1台の【除湿機】を付け湿度は35%に。

「引き飴」を一日出しっぱなしでも

さして、劣化を感じない。泣かない。

そんな作業部屋です。

コンプレッサー or デシカント

上記の除湿機はコンプレサー式です。

除湿機は一般的に3種類

・コンプレサー式

・デシカント式

・ハイブリッド式

があります。

⚪︎コンプレッサー式

高湿度の場所では除湿力が強く

もっとも一般的に使われるタイプ。

除湿機のランニングコストは

エアコンなどに比べ若干高い。

排気温度は室温より高めになる。

⚪︎デシカント

低湿度の中にあっても除湿する。

コンプレッサーよりもランニングコストは高め。

排気温度もコンプレッサーより高めになる

⚪︎ハイブリッド

コンプレッサー・デシカントの

「良いとこどり」です。

基本、除湿機は人の環境に合わせて

作られてるので、高価なものほど

【乾燥し過ぎるような】運転は

しないと思われます。

コンプレサー式は

ある程度の除湿すると、それ以上

水を出さなくなります。

機種によってもかなり違いがあります

なので2台目に付けるのは

デシカントのほうがいいように

思っています。

私の使っているのは古いので

もう売っていませんが・・・

こんな感じのもので十分だと思います↓

私の作業場所では

作品作りの【大事な場面】で

湿度をもう一絞りしてくれる

そんな頼もしい存在です。

乾燥注意報

冬になると天気予報で、ちょこちょこ

「乾燥注意報」が発表されます。

「火のもとに十分に気をつけてください」

と、言われますけれども・・・

湿度的には、外で飴細工ができます(笑)

(実際は外は寒過ぎで難しいです。)

この【乾燥注意報】の定義を

気にする方いらっしゃいますか?

私は知りませんでした。

・空気が乾燥し火災の危険が大きいと予想される場合

・実効湿度 60%以下

・最小湿度 40%以下


こんな風に書いてあります。

相対湿度とか、絶対湿度とかは聞いたこと

あったんですけど

最小湿度? 実効湿度?って、思って調べました。

最小湿度『1日で最も最小の湿度』

これは分かりやすいですね。

実効湿度

『木材の乾燥具合』

ん?? 木材の?って思いました。

【火災予防の目的で、木材などの乾燥度を

示す目安にする湿度。当日と前日・前々日

の平均湿度を考慮して計算する。】

こんな風に書いてありました。

要は、

「何日間もずっと乾燥した日が続いて木材なんかも、すっかり乾燥してカラカラになってるよー」

ってことです。

納得です!

実効湿度

こんな経験があります。

〇とあるヒラタの展示会で

「飴細工のでデモンストレーション」の

依頼を受けました。6月です。

「よろしくお願いします!ブースのことはなんでも言ってください!」

なんて言われたので、お言葉に甘えて

作業台と私が入れる最小のスペースで

完全密閉の小部屋を作ってもらいました。

もちろん前はガラス張り。

≪金魚鉢≫状態です。

見ているお客さんは、目の前なのに

マイク通してもらわないと

何言ってるのか、分からないくらいに

密閉にしてもらいました。

もちろん中では除湿機をつけて。2台も。

実際に、湿度計の数字は35%自分の作業部屋と同じなんですが・・

「飴の状態は良くないんです泣いてくるんです」

湿度計はちゃんと低めの数字なのに

「なんで?」んって感じでした。

けど、やっぱり飴は泣いてくるんです。

この経験で、一時的に空間を木材や

モルタルといったもので区切って

除湿しても、実効湿度は下がらないので

飴細工に適した環境は

作り難い ということを知りました。

〇他には

使わなくなったプレハブ冷蔵庫の

中で、除湿機をかけて作業すると

すこぶる快適に作業ができる。

そんな話を聞いたこともあり

空間を仕切る素材によって

環境に違いが出ることを知りました。

ホームセンターの湿度計

ホームセンターに湿度計を

買いに行った時のことです。

湿度計なんて、100均でも売っていますが

「飴細工でしっかり湿度を管理したい」

という目的ですから「それなりのものがいい」

とは、思いつつも 「あまり高価なものは望みません」

でも、普通に売ってる湿度計で

そんなに高価なものなんてないんです。

そこに、並べられた湿度計。見比べてると湿度が違うんです!

同じ場所にあって並んでるのにそれぞれ湿度がバラバラ。

ひどいのは10%くらい差があったりします。

湿度計によって、表示が変わってしまうこともあると、

調べるとわかりました。

ですから、よく聞かれるのですが

「湿度は何%で、作業していますか?」

これは、一概に35~40%という答えが

そのまま、どんな方にも

該当するとは、言えないんです。

そんな中から買ったのが

当時、¥1200前後だったと思います。

針も滑らかに動く感じで良さげです。

今も使っています。

他にも、ミニ湿度計もいくつか使っていました。

100均のも、使っています。

中が、どんな構造なのか気になって

開けたことも、あります。

こんな感じでいたって簡単な作りでした。

相対湿度

こんな話も聞きます。

オーブンを全開にして、

ガス台もすべて全開でつけて

室温を上げると、湿度が急激に落ちる。

その間に、作品をくみ上げる!

というやつです。

実際にその方法でやり切って

結果も出している方はいます。

なので、一つのやり方としてもちろん確立されたものです。

まさしく「相対湿度」を下げて作業をする。そんな方法です。

飴細工に適した環境

ここまで、いろいろと経験上の話を沢山しましたが、

そういったことをまとめると

・工場など、水を流す場所はNGです。

・望めるなら、ステン張り・ガラスなど実効湿度に左右されない部屋・空間。

そんな都合のいい場所は無い方が普通ですから

・【ドライ】の工場

・換気、通気の少なめな部屋・または倉庫。

そういった場所で

数日間、除湿機をつけっぱなしにすれば

戸締りをちゃんとした部屋であるなら

室内の【実効湿度】が下がるはずです。

その部屋で、作業をする際に

さらに、もう一台 除湿機を付けてやれば

【絶対湿度】もさらに下がります。

まさに、【室内は乾燥注意報】です.

あくまで、私自身が今まで試みて

そういった環境が【湿度】を考えるとき

一番 飴細工に適しているのではないかな?

そんな風に思っています。

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