代表的な飴細工の技術の一つ。
やり方さえ理解すれば簡単です。
まずは動画で。
まずは、動画を見てください。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2022/09/S__64536600-1024x576.jpg)
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/05/sucre-skill.jpeg)
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ポイントを押さえよう。
いくつかのポイントを押さえれば
リボンは難しくはありません。
ごく当たり前のことばかりですが
基本的なことを整理していきます。
①同じ固さで
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8869-1024x639.jpeg)
動画では触れられていませんが白と赤の飴の固さが、同じであることは大切です。「几帳面にまったく同じ!」でなくても大丈夫です。大体、同じくらいであればOKです。
②固さを均一にする
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2023/04/43EDE8AC-A819-4879-BFEB-385E9B2F47C9-1024x788.jpeg)
小分けにした飴を「引っ張って、折る」という作業を10回ほど繰り返しています。これは、個々の飴の棒自体の温度ムラをなくすために行います。引っ張ったときに「まっすぐに」伸びるようにです。
③温度を意識する
飴玉の温度は言わずとも皆さん気にしますが
以外に気にしないのが「作業回りの温度」。
まずは、指先。直接触れる部分ですから、影響は「大」飴を持つ指先はできる限り「端っこ」を。力は入れず「ふんわり」持つこと。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8873-1024x347.jpeg)
そして、「台」です。 少なからず「置いておく」時間はありますからその時に、置く場所が「木の板」「ステン台」・・温度の影響を受けない訳は、ありません。「マーブル台」なんてもっとです。置けば接した部分からどんどん温度は逃げます。そこで途中で出てくる「白い板」断熱材です。使ってみると、わかってもらえると思いますが、全然違います。【別世界】です。
ハサミも影響はありますが、端っこになるのでスルーします。
④時間
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8874-1024x466.jpeg)
冷めると飴は固まって操作が出来なくなります。時間の経過で固くなります。「冷める前に」ということはある程度のスピードは求められます。
⑤持ち方
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8872-1024x668.jpeg)
「飴の温度」と「指先の温度」 作業をしていく中で、指先の温度は上がります。手袋をしているので意識は少ないですが、結構な温度です。それでも、飴の方が温度は高いもの。作業中に飴を触る指先がどこか1点を強く触ると、部分的に温度が下がり、伸びづらくなります。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2022/09/31-1.png)
上図〇部分のような、真っすぐに伸びなかったリボンのムラ。 「指が止まった」ことが原因の場合もあります。 他に、初めの温度の均一化が足りなかった場合も考えられます。
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引っ張ります。
引っ張るときに、なるべく「長方形」を
意識するのは、出来るだけ無駄な飴を出さないためです。
なので、そこに、苦手意識があるのなら
【量を増やせばいいだけ】です。
【同じ量の飴で、同じ人が作業すれば】毎回同じ状態の「リボン」が出来る。 ある程度練習を重ねた人ならそうなるでしょう。
基本的には【ゆっくり引っ張る】がいいです。
ゆっくり引っ張ると、
「細くなったところは、先に冷めて伸びづらく」
「太さの残るところは、冷めにくく伸びやすい」
と、なりますから
おのずと、真っすぐになっていきます。
とはいえ、長いリボンを伸ばすためには
【持ち替えて両脇から手を滑らせる】という
テクニックはできると便利です。(簡単です)
伸ばした飴をカットし、曲げる時もです。
その時も、断熱材の上にリボンが置いてあれば
作業効率が、随分上がると思います。
注意するのは
「伸ばしたリボンの温度が高すぎる場合」です。
余熱で、艶が失われることは、よくある事。
なので、艶を消してしまうほどの高い温度で
ないことは必須です。
曲げて成形
動画では、触れていませんが
「リボンは伸ばし終えた時、最も温度が均一です」
例えば、よく見る螺旋状にクルクルしたリボン。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/06/Snapshot-30-06-2024-2303-1024x641.jpeg)
これを作るなら、この「伸ばし終えた時」が
簡単に手早く、最も綺麗に作れます。
逆に、動画中の「しずく型」
この形は、冷えてから曲げる方が綺麗です。
とはいえ、冷え切ってからの作業では
時間も手間も、掛かりますから
冷めきらないように「断熱材」を使うのは
有効だと思っています。
↓普通の赤
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/02/77d49bf0e1d0bb1ebba2b47318134a58-1024x461.png)
↓普通の青
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/02/77d49bf0e1d0bb1ebba2b47318134a58-1-1024x461.png)
↓普通の黄色
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/02/77d49bf0e1d0bb1ebba2b47318134a58-1024x461.png)
最後に
「リボン」と一口に言っても様々です。
海外の作品でもよく見る「幅の広いリボン」
これは、少し柔らかい飴で長く作業時間を確保して
「横に折り、幅を広げ、畳むように折り、薄くなり過ぎないように」
を繰り返せば柄も多く、幅の広いリボンになります。
飴の量も多い方が、やりやすい。
しかしながら、私自身「あまり好きでない」
包装やラッピングに使われる普通の「リボン」。
それが飴細工の中に入り込んだように。
ごく普通の「ちょうちょ結び」がそこにある。
そんな表情の作品に仕上げてあげたい。
ちゃんと「つけ方」を考えれば
長~いリボンだって、壊れることなく
着けられます。
艶も強く、作品に無くてはならない存在。
是非この技術は体得しておきたいものです。
![](https://sucreskill.com/wp-content/uploads/2024/05/fe7fb211fa503a251ef25c3323a9b4bf.jpeg)
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