【飴細工】リボンの作り方・考え方

飴細工の基本

代表的な飴細工の技術の一つ。

やり方さえ理解すれば簡単です。

まずは動画で。

まずは、動画を見てください。

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ポイントを押さえよう。

いくつかのポイントを押さえれば

リボンは難しくはありません。

ごく当たり前のことばかりですが

基本的なことを整理していきます。

①同じ固さで

動画では触れられていませんが白と赤の飴の固さが、同じであることは大切です。「几帳面にまったく同じ!」でなくても大丈夫です。大体、同じくらいであればOKです。

②固さを均一にする

小分けにした飴を「引っ張って、折る」という作業を10回ほど繰り返しています。これは、個々の飴の棒自体の温度ムラをなくすために行います。引っ張ったときに「まっすぐに」伸びるようにです。

③温度を意識する

飴玉の温度は言わずとも皆さん気にしますが

以外に気にしないのが「作業回りの温度」。

まずは、指先。直接触れる部分ですから、影響は「大」飴を持つ指先はできる限り「端っこ」を。力は入れず「ふんわり」持つこと。

そして、「台」です。 少なからず「置いておく」時間はありますからその時に、置く場所が「木の板」「ステン台」・・温度の影響を受けない訳は、ありません。「マーブル台」なんてもっとです。置けば接した部分からどんどん温度は逃げます。そこで途中で出てくる「白い板」断熱材です。使ってみると、わかってもらえると思いますが、全然違います。【別世界】です。

ハサミも影響はありますが、端っこになるのでスルーします。

④時間

冷めると飴は固まって操作が出来なくなります。時間の経過で固くなります。「冷める前に」ということはある程度のスピードは求められます。

⑤持ち方

「飴の温度」と「指先の温度」  作業をしていく中で、指先の温度は上がります。手袋をしているので意識は少ないですが、結構な温度です。それでも、飴の方が温度は高いもの。作業中に飴を触る指先がどこか1点を強く触ると、部分的に温度が下がり、伸びづらくなります。

上図〇部分のような、真っすぐに伸びなかったリボンのムラ。 「指が止まった」ことが原因の場合もあります。 他に、初めの温度の均一化が足りなかった場合も考えられます。

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引っ張ります。

引っ張るときに、なるべく「長方形」を

意識するのは、出来るだけ無駄な飴を出さないためです。

なので、そこに、苦手意識があるのなら

【量を増やせばいいだけ】です。

【同じ量の飴で、同じ人が作業すれば】毎回同じ状態の「リボン」が出来る。 ある程度練習を重ねた人ならそうなるでしょう。

基本的には【ゆっくり引っ張る】がいいです。

ゆっくり引っ張ると、

「細くなったところは、先に冷めて伸びづらく」

「太さの残るところは、冷めにくく伸びやすい」

と、なりますから

おのずと、真っすぐになっていきます。

とはいえ、長いリボンを伸ばすためには

【持ち替えて両脇から手を滑らせる】という

テクニックはできると便利です。(簡単です)

伸ばした飴をカットし、曲げる時もです。

その時も、断熱材の上にリボンが置いてあれば

作業効率が、随分上がると思います。

注意するのは

「伸ばしたリボンの温度が高すぎる場合」です。

余熱で、艶が失われることは、よくある事。

なので、艶を消してしまうほどの高い温度で

ないことは必須です。

曲げて成形

動画では、触れていませんが

「リボンは伸ばし終えた時、最も温度が均一です」

例えば、よく見る螺旋状にクルクルしたリボン。

真ん中のクルンとしたリボン。

これを作るなら、この「伸ばし終えた時」が

簡単に手早く、最も綺麗に作れます。

逆に、動画中の「しずく型」

この形は、冷えてから曲げる方が綺麗です。

とはいえ、冷え切ってからの作業では

時間も手間も、掛かりますから

冷めきらないように「断熱材」を使うのは

有効だと思っています。

↓普通の赤

↓普通の青

↓普通の黄色

最後に

「リボン」と一口に言っても様々です。

海外の作品でもよく見る「幅の広いリボン」

これは、少し柔らかい飴で長く作業時間を確保して

「横に折り、幅を広げ、畳むように折り、薄くなり過ぎないように」

を繰り返せば柄も多く、幅の広いリボンになります。

飴の量も多い方が、やりやすい。

しかしながら、私自身「あまり好きでない」

包装やラッピングに使われる普通の「リボン」。

それが飴細工の中に入り込んだように。

ごく普通の「ちょうちょ結び」がそこにある。

そんな表情の作品に仕上げてあげたい。

ちゃんと「つけ方」を考えれば

長~いリボンだって、壊れることなく

着けられます。

艶も強く、作品に無くてはならない存在。

是非この技術は体得しておきたいものです。

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