まずは、この動画を見てもらえば
おおよその流れはわかると思います。
今回の型には全て
塩化ビニール「2㎜」のものを
使用しました。
無地も入れて、3種類
柄を入れました。
・彫刻刀で彫るもの。
・「大革命」という塩ビシートを使うもの。
・無地はシンプルですが、
飴らしい綺麗さが際立ちます。
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塩化ビニールの注意
塩化ビニールは「裏表」があります。基本的には、巻き取りの内側が表【飴に接する面】です。これを間違うと動画中、2個目のように飴が取れにくく、破損しやすくなります。
『ホームセンターで切り売りで購入した際店員さんの好意か、逆巻きになっていることがありました。』取れにくいときは、裏表逆?を気にしてみてください。
『塩化ビニールは、多種あり、表面に特殊な加工のあるものは、飴が剥がれないこともあります。』
今回、「大革命」は柄の入ったものを
使いましたが、ザラザラ面の無地のものが
使いやすいです。
「大革命」というものを使っていますが他に「大革命プラス」「大革命アルファ」といったものも、販売されています。これらは、不都合が出ることがあります。≪飴を流すと剥がれてしまう・・など≫
彫刻刀はよく切れるものを使って下さい。
塩化ビニールは、「巻き癖」が凄いですが
温度で伸びます。
簡単なのは、オーブンに入れてしばらく待つ。
綺麗に伸びて一番簡単。
煤汚れると、厄介なので紙を引いて入れます。
オーブンを使えない方は、お湯で。
しっかり温めたら、並べて冷まします。
まっすぐピンっとします。
大きさ
極小さいものを作るときには
途中擦り切るときに
力を入れて、しっかり擦切ることで
飴が薄くなります。
もしくは「1㎜」の塩化ビニールを
使えば、もっと薄くできます。
大きさに合わせて
厚みを変えてあげることで
見た目も良く、破損しにくくもなります。
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その他
今回、色は着けていませんが
・吹き付け
・飴自体に着色
など、色を着けることも可能です。
トップの画像は、ラメを柄のザラザラ面に
擦りつけています。
擦切るときに、使うのは
「パレット」より 5mm程度の
「バール」がお勧めです。
パレットだと飴がパレットから取れず
難儀します。
タイムトライヤルならなおさらです。
クーレの蝶は、大きさにもよりますが
細かい作業で、破損も多いので
後半よりは、最初のクーレ作業のうちに
組み立て終わらせてから、引き出しに
仕舞っておくのも、いいかもしれません。
まったく同じ方法で、厚みを少し変えれば
大きいものでも作れます。
トップ画像は、黒の飴を重ねただけ。
模様が、黒に縁どられて、はっきりと
綺麗に見えます。
蝶だけではなく、この方法は
いろんなものに、応用が利くので
かなり使える技法です。
まとめ
今回は、蝶々を作りましたが、
この「すり切り」の技法は何にでも
応用が効きます。
今回の「蝶々」もそうですが、これだけ薄いと
かなり軽くなり、破損率も軽減します。
流しだけの飴は、綺麗ですが時に
その厚みが、邪魔になることもあります。
飴をうまく使って、綺麗な作品作りを。
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