2011ジャパンケーキショー「赤鳥」

過去の作品作り

こうやって今、見てみると

ほんとに懐かしく感慨深く・・・・思います。

「真似て」みる

「鳳凰を作ってみよう」

なぜ?そう思ったのかというと

2005年の西日本洋菓子コンテストに

とんでもなく凄い「鳳凰」の作品が

出品されていたからです。

その頃は、まったくコンテストは

しておらず(コンテスト休止期間)

写真で見ただけだったが

実はその頃は、飴細工など触ったこともなく

「すごいなぁ~」と思うだけでした。

実はその頃は、飴細工など触ったこともなく

「すごいなぁ~」と思うだけでした。

その印象が、強くあったので

一度「鳳凰」というモチーフに

チャレンジしてみたかったんです。

デザイン

直前には、金鶏、その前は孔雀を作っていて

金鶏や孔雀は資料を見ながら、本物になるべく

忠実に似せるように 作りますから

「鳥」自体のデザインというか

「こんな柄で、こんな色で、デザインで」

なんてことは、一切考えることもなく、

只々資料を見て、作るのみ。

「火の鳥」がなんとなくのモチーフでしたけども

過去に見たものに引っ張られないように

↑この写真は見ませんでした。

その中で、オリジナリティーとか

やっぱりデザイン的なことは

自分の中から、出さないといけないと

「そこ」が一番の難所だったと記憶しています。

作り出しは、やはり参考にする画像。

この時も、ざっくりですが構成は作りました。

この時、「カラフルな鳥」のイメージ図に

あてがったのは、鳥とはまったく関係のない

デザイン画です。もうこの絵しか残ってないので

元の絵はないですが「グラフィック」とか

「アート」というキーワードから

探した絵を参考にさせてもらった記憶があります。

そんな中、一番気にしたのは【色彩】

とにかく多くの色を使って作る。

それが、この作品で「やりたかった事」で

赤・青・黄色・紫・金

とにかく【派手】な色目で【まとめる】こと。

そんな練習も兼ねていました。

一般的に、色の組み合わせは

シンプルに、1~2色で全体をまとめて

後は、少ない量の色味を挿して仕上げるのが

セオリーというのか、よく見るものです。

だからこそ、そういった一般的で簡単なものでなく

多くの色を、組む合わせて、克 バランスをとる。

それをすることが目標でした。

とは、言いながら,もちろん

1回で全て出来たわけではなく、、、、

子供の乗った背の部分。 

赤い毛並みを敷き詰めたこの細引きの毛

【飴細工"sugar art"】孔雀の尾羽の作り方。Make peacock tail feathers. 基本から
これを、大きさ6種類。大きいものから順に下から並べていくとサムネイルのようになります。頑張って100個くらい。丁寧に。

初めはもう少し鮮明な【赤】で仕上げていたました。

上写真の上部。尾の黄色の上の赤と

同じ赤だったんです。

頭まで仕上げかけた時に

どうも、赤が目に刺す。色がキツイと

すべて外して付け直すことに。

もちろん腹側も全て。

かなりの時間を無駄にしましたが

(当時はまだ、ドリルを使わず、手で

セルクルをクルクル回していたので)

ちょっとした色の【明度】だけで随分と

印象が変わってしまします。

そうやってこの作品を作っているときに

かなり【色彩】に関しての勉強をしたことを

今でも覚えています。

色相 彩度 明度 からなる【色】の事。

色彩検定の本を読んでみたり。

そして、各々の使う【色の量】によって

作品の色彩をコントロールすることが

身に就いたように思っています。

鳥本体

本体はもちろんスフレです。

上図のように本体(オレンジ色)を、もちろん分厚く。

透明の支柱の接点は、羽クーレ(赤色)部分に。

赤色のクーレは、真ん中部分を分厚くします。

支柱の接点になるところなので、

鳥本体と羽クーレの接触部分はなるべく多く
スフレを巻き込むくらいにします。

こういった部分は見えないとは言え

フォルムにかかわるので丁寧に。

でも、しっかり飴を盛って頑丈にします。

尾羽

2面取りの中抜きパーツで作っています

同じ形ですが、少しだけ幅が違う2枚1組

こんな感じの塩ビシートを用意します。

この中の1つを下画像のように

【左画】上下でサイズをずらしてあります。

クリップで淵を止めると

下から見るとこんな感じ。

これに、飴を流し込み、半固まりの飴で口を止めます。

↓こちらは透明の飴で擦りきりで薄い飴板を取ります。

柄は「大革命」を貼って、カッターで切り取ったもの。

・「大革命」というのは、窓に貼るシートで

ホームセンターなどで購入できます。(下図)

「大革命プラス」や「大革命アルファ」でなく

「大革命」がいいようです。

両方のパーツを組み合わせてこうなります。

周りだけ、火で炙って、はさみで模様をつけると

しっかり接着出来て、 模様にもなります。

色はこの2枚の間、【柄】のザラザラ面にラメを

擦り付けてて、着けています。

板の飴(クーレ)ではなく、しっかりとした

強度があるので移動の時も安心です。

実は2度目

この作品は、実は西日本に出品予定でした。

というか実際、西日本の神戸会場まで行きました。
ですが・・・

「ここです」というテーブルの上まで持ち上げて

ケースの裾がテーブルに「コンッ」っと当たった時

「ゴン」と、赤鳥が支柱から外れて

アクリルケースにもたれ掛かりました・・・

実はそうなんです。破損したんです。

結構太目のホースで、接着していたのですが

赤鳥の根元で折れました。

だから、東京に持って行ったのは「2本目」なんです。

タップして!【運搬作業】飴細工を長距離運ぶ】を見る。

支柱

ラメを使って球型の飴を流すと「目玉」のようになる。

その断面がちゃんと見れたら綺麗のに。。。

が、動機でこのパーツにしました。

まずは、①の大きさで、楕円の塩ビシートを

2枚切り、その周りに帯を巻きます。

楕円も帯も4㎜の塩ビシートを使います。

巻いた帯の一番上だけ、飴の注ぎ口だけ

開けておいて、周りをセロテープで止めます。

上図のように、セロテープで固定した

塩ビシートを、飴を流し込んでも膨れないように

板で両側から抑え込んで、これも固定します。

板はしっかりした【分厚いもの】しておきます。

板で挟んだ、塩ビの注ぎ口にラメ入りの飴を

流し込むと、冷めるまでに時間が掛かり

「ラメの比重差」で、

塩ビの型の中に対流が起きます。

これによって【柄】が出来ます。

実際のものがこれ↓

分かり難いですが、対流の柄が出来ています。

こんなふうに、「見た事ないな」ってものを

作品中に組み込むことを、試行錯誤していました。

まとめ

この作品を作る経緯を思うと

色々と考えていたことが思い出されます。

○「鳳凰」という作品を作るきっかけ。

○色彩的に、多色の構成をイメージさせた画像

○色彩の勉強

○添える天女のイメージ

○初めてではないものの、「細引の毛」の使用

○破損の経験と、再発防止策

○細部に渡って「見たことのないパーツ」を。

いつものことですが

いろいろなことを、同時に考えながら作り

作りながら、さらに考えて。

いつものことですが、こんな風に

感情移入して、作品に向き合う。

大変な作業ですが、同時に楽しい作業

でもあります。

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